僕は今年で21歳になりましたが、体験していないことがまだまだあるのだと思うと胸が熱くなります。
先日、以前からずっと気になっていた一人カラオケに初めて行ってみました。
インターネットで一人カラオケに関する情報を検索すると、一人カラオケに対する不安・相談と一人カラオケを推奨する記事などが同じくらいの割合で出てきます。
以前に比べると一人カラオケに対する世間のイメージはかなり前向きなものになっていますが、一人カラオケを未体験の人はまだ一定数いるのではないかと思います。
そこで今回は、ネットカフェの一人カラオケ用ルームの体験談,そしてカラオケボックスとの比較をお伝えしていきたいと思います。
目次
そこは楽園だった
今回訪れたのは某所のネットカフェ。休日の昼間だったので利用客が多いかもしれないと心配していましたが、なんとかルームを確保することができました。
手続きを済ませて一人カラオケ用ルームへ移動。ルーム内では漫画や雑誌などの書籍を借りて読むことはもちろん、飲食も可能。この店舗はドリンクバーがセットになっているので、途中で喉を潤すためにドリンクを注ぎました。
カラオケルームのあるコーナーは、それぞれのカラオケ用ルームの扉とは別の扉で通常のパソコンブースのコーナーと区切られていますので、音漏れで苦情が来る心配はありません。
漫画を抱え、ドリンクを片手にいよいよ入室。
※一旦荷物を置いてから落ち着いてドリンクや書籍を取りに行くことをオススメします。貴重品の管理には十分にご注意を。
ルームの扉を開けると2畳程度の空間に機材の置かれた机、簡素な椅子が用意されていました。正面にはモニターがあり、側面には鏡が貼られています。そして机の脇にはコンデンサーマイクが。
僕はヘッドホンをつけ、マイクの位置を調整し、曲を数曲選んで送信し、すぐに歌い始めました。
夢中で歌っていると時間はあっという間に過ぎていき、気がつくと入室から1時間30分が経過していました。この頃には歌いたい曲を一通り歌い終わり、声もスカスカで高音が出ない状態になっていました。
もしここが通常のカラオケボックスであれば、僕は足早に受付へ向かい、会計を済ませて街をさまようことになっていたと思います。
しかしながら、ここはネットカフェ。やることがまだたくさんあります。
再び僕はネットカフェの魅力に囚われ、気がつくとさらに1時間30分が経過していました。
名残惜しい気持ちはありましたが、その後に予定があったので、ここで退室しました。
「時間が全然足りなかったなぁ」
そう思いながら僕はお店を後にしました。
どっち派?カラオケボックスとネットカフェ
料金・行動の選択肢から選ぶ
ネットカフェの一人カラオケ用ルームは通常のカラオケボックスと比べると料金が割高ですが、暇をつぶすという目的で使用する場合は大きなアドバンデージがあります。
カラオケボックスではひとしきり歌った後、やることがなくなってスマートフォンで暇をつぶすか、勿体無い気持ちになって退店するかのどちらかになることがほとんどでしょう。
しかし、ネットカフェであれば、歌うのをやめても書籍を読むという選択肢があります。
また、カラオケボックスは入室前に決めた利用時間までに退室をするシステムになっているのに対し、ネットカフェは利用時間を先に決めておく必要がありません。
「多少料金が高くてもいいから長時間過ごしたい」「退屈で仕方がない」という場合はネットカフェを、
「お金を節約したい」「短時間でとにかく歌を歌いたい」という場合はカラオケボックスを利用するのが良いと言えます。
歌う環境から選ぶ
ネットカフェの一人カラオケ用ルームの特徴としてはまず、スピーカーではなくヘッドホンで音が出力されることが挙げられます。ヘッドホンではスピーカーと比較して自分の声がより聞きやすくなるので、音程をしっかり確認しながら歌うことが出来ます。ただし、スピーカーのように全身が音で震えるような感覚を得ることは出来ません。
コンデンサーマイクが設置されていることもネットカフェの一人カラオケ用ルームの大きな特徴と言えます。
通常のカラオケボックスでは一般的にハンドマイクが設置されており、マイクスタンドがない限りは歌を歌う際にマイクを片手に持つことになります。ところが、コンデンサーマイクを使えばハンズフリーで歌うことが可能です。指を鳴らすも良し、手拍子をするも良し。気分は完全にプロフェッショナルです。
コンデンサーマイクは一人カラオケにおいて非常にありがたい存在です。
一人カラオケでは自分一人が歌い続けるので、次々に歌いたい曲を選択することになります。
歌いながら次の曲を選びたくなるケースは少なくありません。そこでコンデンサーマイクを利用すれば、カラオケ機器やスマートフォンなどで次に歌いたい曲を選びながら歌うことが出来るというわけです。便利でしょう?
なお、ハンドマイクも備え付けられているので、ハンドマイク派の方も安心です。
「一人でしっぽり歌いたい」「自分の音程をしっかり把握して歌の練習をしたい」という貴方にはネットカフェを、
「全身で音を感じたい」「フェスやライブver.の歌を歌って盛り上がりたい」「奇をてらいたい」という貴方にはカラオケボックスをオススメします。
ネットカフェで一人カラオケをするメリット・デメリットまとめ
-
メリット
・基本的に店員さんが入ってくることがない、プライベート感
・コンデンサーマイクが使用可能
・ヘッドフォンで自分の音程をしっかり把握することが可能
・飽きたら漫画が読める→選択肢が多い -
デメリット
・通常のカラオケボックスと比較して割高
・部屋が狭い,通路も狭い
・スピーカーで音が聞けないので、音圧を体で感じることができない
・ソファが無い
大勢でカラオケも楽しいけど、一人カラオケも楽しいものだと知りました。
まだ見ぬ初体験に期待が高まります。
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