TRPGが面白い

ここしばらく最も時間を費やしている趣味があります、TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)です。

TRPGは自分のキャラクターを作ってダンジョンに挑んだり、NPCを助けたり、隠された秘密を探り当て選択を迫られたり、様々な世界観で遊ぶことができるゲームです。

それがどうコンピュータRPGと違うのかというと、基本ルール以外のシナリオやキャラクターを動かすのがその場にいて一緒に遊んでいる「人」だということ。

元々描写やセリフが用意されているシナリオで遊んでいたとしても、即興で内容を変更したり、参加者の同意によって用意されていないルートへ進むことだってできます。

そんなとてもアナログなゲームなので、必要なものはやりたいシステムのルールブックやキャラクターデータを紙に書き込むペン、あとは一緒に遊ぶ人だけで基本的には遊べます。

自分のやりたことが成功するかどうか、サイコロやトランプを使って判定することもありますね。

そんなTRPGで、最近私が特に楽しんでいるシステムが『マルチジャンル・ホラーRPG インセイン』です。

 

 

ホラーを味わえるシステム『インセイン』

王道のファンタジー冒険ものや、SFもの、忍者ものに一つのシステムでどんなジャンルの物語もカバーできるものなど、TRPGにはあらゆる世界観を楽しめるシステムがたくさんあります。

その中でも、『インセイン』はホラーに特化したシステムです。

プレイヤー参加者が作成するプレイヤーキャラクター(PC)は「逢魔人」と呼ばれ、シナリオを進行するゲームマスター(GM)によって【使命】と【秘密】が書かれた情報を最初に手渡されます。

そこには、そのPCがこのシナリオにおいてどのような【使命】を表向きに持っているかという全員に公開している情報と、何を隠れて抱えているかという【秘密】の情報が描写されています。

PCは【使命】の達成を目指して、このような裏表の情報が書かれた「ハンドアウト」の【秘密】を調査したり他のPCと【感情】を結んだりして物語を紡ぎます。

PCの【秘密】の中には【本当の使命】が書かれていることもあり、疑心暗鬼に陥ったりすべての情報がわからないままクライマックスに突入したりして、同じシナリオでも参加者が異なればまったく違う物語が展開されることも多いです。

ここまでは『インセイン』が採用している汎用TRPGルール(サイコロ・フィクションといいます)の基本的なルールです。

『インセイン』の醍醐味は、その上で【狂気】ルールを採用しているところだと言えます。

簡単に言うと『インセイン』では、シナリオの中で恐ろしいものに触れたPCが狂気に陥っていきます。

そうしたとき行わなければならない恐怖判定という判定に失敗すると、シナリオに設定された狂気カードの山札からPCは1枚カードを引くことになります。

例えば「絶叫」や「暴力衝動」、「多重人格」など、狂気の内容が書いてあるんですね。

何が書いてあるのかわからない、あるいはこれまで思っていたことすべてがひっくり返ってしまうかもしれない【秘密】に、恐怖に飲まれてPCに狂気の症状を顕在化させてしまう【狂気】ルール。

遊んでみると、ひとつのシナリオを最後までやり遂げた後には面白い映画や小説でも鑑賞したような気分になります。
ただその経験よりも楽しかったと思えるのは、なによりもこのゲームが自分がPCを動かして結末に至るあらゆる選択を行い、ときに予想もつかない動きをする他の人のPCと一緒にリアルタイムで物語を紡ぐことができるTRPGというゲームだからなんだと思います。マルチジャンルのフレーズの通り、『インセイン』はシナリオや参加者によってゴシックホラーやギャグ調ホラー、恐怖よりも不思議な雰囲気や怖い童話のような物語など色々なホラーを味わうことができますね。

 

オンラインで遊ぶTRPG

TRPGは実際に友人と会って遊ぶこともできますが、オンラインでももちろん遊べます。

チャットやサイコロ機能がついたTRPGツールはいくつか無料で公開されているものもありますし、Skypeなどで遊んでいる人もいるみたいですね。

私も最近はオンラインでばかり遊んでいます。

オンラインで『インセイン』を遊んでいると、実際に会って遊ぶのとはまた違ったホラーの楽しみ方ができるのも面白いです。

顔が見えないという環境のシナリオや、電子の海に潜む怪異を扱ったシナリオなんかは特に臨場感が増しますし、BGMやキャラクターのイメージ画像を立ち絵として用意して遊ぶのもとても楽しいです。

 

興味を持ったら一度遊んでみるといいんじゃないでしょうか。

文庫本サイズのルールブックにはリプレイも載っていて、単純な読み物としても面白いです。

 

『マルチジャンル・ホラーRPG インセイン』

『インセイン2 デッドループ』

『インセイン3 インセインSCP』

カテゴリー: スタッフブログ

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