休日がブルー病

今日は休日。
家事は片付けておいたので、本を読んだり,調べ物をしたりして勉強したい。
でも、なんとなくやる気が起きない。
逃げるようにベッドで横になり、スマホを眺めていたら1日が終わってしまった…
そんな経験はありませんか?

自宅は誘惑が多く、気持ちの切り替えが上手な人でないとだらけてしまいがちです。
くつろぐことはもちろん大切ですが、休日にやる気を出して勉強に取り組むと達成感を感じられます。
休日に勉強するのに有効な方法の一つとして、「勉強をする場所・時間などに対してお金を払うこと」が挙げられます。
というのも、人間は得をするよりも損をすることに対して大きく感情を左右される生物であるためです。
アルバイトや仕事の対価として得たお金で本を買った場合、失った費用を回収するために本を読んで知識を吸収し、元を取ろうという気持ちが湧いてきますよね。
このことを利用して勉強に対するモチベーションを上げたいというわけです。

勉強をする場所・時間に対してお金を払う具体例を挙げると、「カフェあるいはコワーキングスペースなどで勉強をする」「セミナーに参加する」といったようなことがあります。
今回は、カフェとコワーキングスペースでの勉強に注目し、どちらで学習する方が良いのかをコストや環境面から比較し、検討していきたいと思います。

前提

今回は比較サンプルとして広島市の中区に存在するカフェ3店舗,コワーキングスペース3箇所を適当に取り上げ、費用と営業時間(利用可能時間)、そしてサイドごとに勉強のために使用する上で共通する利点を列挙し、比較します。
カフェの利用料金は、その店舗で注文できる最も安いドリンク(一応カフェですからね)と長居の権利をそれとなく主張するのに手頃なスイーツの値段を考慮して割り出します。勉強しつつも自尊心を最低限損なわないことを目指したいという、何とも低俗でしょうもない考えです。

カフェ

  1. ドトールコーヒーショップ 広島本通り店

    大手コーヒーチェーンの中ではリーズナブル。本通り店は綺麗で大容量。
    料金:¥220〜470〜640 コーヒーor紅茶(Sサイズ)¥220,シュークリーム¥250,チーズケーキ¥420
    営業時間:7:30〜21:00(金土祝前日は22:00まで,日祝は8:30〜21:00)

  2. スターバックスコーヒー 広島本通り店

    言わずと知れた意識高い系御用足しの大手コーヒーチェーン。コーヒーの種類が豊富。
    料金:¥280〜550〜700 ドリップコーヒー(short)¥280,キャラメルナッツビスケット¥270,ニューヨークチーズケーキ¥420
    営業時間(広島本通り店):8:00~22:00(金土は23:00まで)

  3. タリーズコーヒー 広島本通り店

    白い外観が印象的。内装は非常にお洒落で清潔感があります。いつ見ても満席ですが、他店舗と比べて客層は幅広くないイメージがあります。僕だけでしょうか…
    料金:¥320〜570〜730 本日のコーヒー(short),ミルク(short)¥320,シュークリーム¥250,ベイクドチーズケーキ¥410
    営業時間:9:00〜22:00

共通の特徴

  1. 長居することが出来れば割安
  2. 各所にある
  3. 人気が強い
  4. 飲み物や食べ物が充実している
  5. 土日も営業しているショップが多い

コワーキングスペース

  1. Shake Hands(紙屋町)

    なんといっても交通アクセスに優れた場所にあるのが魅力。フードの提供も行なっており、外出せずとも食事をすることが可能です。
    料金:2時間¥600(以降1時間ごとに¥300増加), 6時間〜¥1,800
    利用可能時間:7:00 ~ 23:00

  2. Fabbit(広島駅前)

    1日ずっと滞在しても料金が¥1,000なのが魅力。ただし、利用する際はFabbitのホームページで前もって利用可能な日を確認し、利用予定日を告げておかなければならないので注意。
    料金:1日¥1,000
    利用可能時間:一般会員は平日のみ,9:00〜18:00

  3. いいオフィス 広島(東千田)

    広々としたお洒落な内装が魅力。ドロップインだとコピー機は使えませんが、本を読むなどの目的で利用するには最適。キッチンもあります。
    料金:2時間¥500,1日¥1,500(2時間以上は1日料金)
    利用可能時間10:00〜18:00

共通の特徴

  1. しっかり机を使える(カフェは往往にして机が狭い上に他人に干渉しないように気を配る必要がある)
  2. 道具を借りられる場合がある(コピー機,PC,タブレット等※場所による),電源やWI-Fiなどは標準的に設置されている
  3. 長居出来る
  4. 静かで落ち着いた雰囲気
  5. 途中外出可能なところがある

コストで選ぶ

カフェの料金は自分が食べたり飲んだりする分だけなので非常に安上がりになります。利用する時間が2時間を下回るようであれば、カフェで十分かもしれません。カフェは長居すればするほど費用が相対的に安くなりますが、それ故に集中力が切れやすくなるとも言えます。また、座席が埋まっている状態で長時間滞在することは罪悪感を蓄積させ、場合によっては退店を求められる場合もあるかもしれません。結果的に集中して勉強出来なかったとなると本末転倒です。コワーキングスペースは利用時間が長くなるほど費用がかかりますが、長居しても咎められることはありません。長時間勉強をするなら、こちらを利用すると不安が減り、勉強に集中出来ると言えるでしょう。

環境で選ぶ

特に大手コーヒーチェーンのカフェは利用客が絶えないのでしばしば騒がしくなります。また、カフェは基本的に飲んだり食べたりしながらくつろいだり、おしゃべりをするためにあるので、十分なスペースの机やコンセントなどの勉強のために使えそうな設備が整っているのは一部の店舗、しかもその中の数席であることが多いです。全ての席にコンセントが付いているわけではありませんし、道具の貸し出しも行われません。
とにかく人気を感じられる方が勉強に集中しやすいという方はこちらを利用すると良いでしょう。一方、コワーキングスペースは勉強するのにうってつけの空間です。基本的には落ち着いた空間で、勉強スペースをきちんと確保することが出来るからです。その上、途中退室が可能な場合がほとんどですので、買い出しにコンビニへ行ったり、外気を吸って気分転換をすることも可能です。ただし、設備や途中外出の可否などのルールは場所によって様々ですので、コワーキングスペースを利用する際は事前にホームページで自分の求める環境がそこにあるかどうかを確認しておきましょう。

こうして見ると、「勉強するならコワーキングスペースに行けば間違いないじゃないか」という感じがしますが、コワーキングスペースはそもそも数が少なく、土・日・祝日やセミナーなどのイベントが開かれる日は利用出来ないこともあります。フラリと立ち寄ってみたら空いていなかったというケースも考えられますので、ここは注意する必要があるでしょう。

休日に勉強するならカフェとコワーキングスペースのどちらが良いかについて比較検討をしてきました。上手くモチベーションをコントロールし、勉強と向き合っていきたいですね。

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