他人の年齢を知ることで、ハっ!と我に返る事が多い。

精神年齢的には3才児〜20前後位までが得意なスケールだったはずなんですが…
30後半になってからあまり年齢を意識しなくなりました。
基本若いとは思っているのですが、意識していないところで落ち着きを持ち始めたのか、はたまた老いなのか…。

そんな自分の年齢を改めて感じたのが、体力でもジェネレーションギャップでもなく、
平成のロックバンド、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)のボーカル、チバユウスケの存在。

 

チバユウスケ

そんなところでチバユウスケ(元ミッシェルガンエレファント/ボーカル)が、いつの間にか50歳になっていることで、高校時代から聞いてたロックが今も自分と並行して確実に熟成されたロックになっている。

チバさん本人が雑誌の中の記事で語っていた、ギャーギャー言ってたロックが今ではメロディーをちゃんと伝えられるようになていると。

そうかもしれない。最近昔のミッシェルに火が付いて、解散後のROSSO発足くらいのところまでダラダラとギンギンしながら聴くことが多い。

英語の単語を並べた歌詞、雑に感じるフレーズも、無造作から言いたいことがわかるフィーリングがミッシェルのチバイズムの醍醐味だった。

そんな中、ふとした拍子に通勤電車内で、ミッシェルフレーズの英単語(無造作)を含め、一人でブレインストーミングしてみた。
スマホのメモ帳に叩き込むスタイルだ。

ロデオタンデムビートスペクター、キャンディハウス、サタニックブンブンヒート、シカゴブルーネオン、フラスコベイビーストロベリー、マティーニの雨などなど

改めて、こんな楽しみ方もある。

うむ。
どれをとってもムセるほどカッコいいじゃないか。

…と、ということがひとつ

現在主にThe Birthdayのボーカルとしての活動をしている。

 

 

アベフトシ

自分の中でヒーローギタリストって何人かいるじゃないすか?
その中のひとりが故アベフトシ。

結構どミッシェル真ん中だった頃、高校卒業したくらいかな。
並木通りを友人とブラりしてる前方から巨人が向かってきた。

すれ違った瞬間に、俺は白目になっていただろう。
それがアベさんだったと気付いた瞬間にGIジョーの如くジョギング体制で失礼のないように引き返し、「アベさんすか!!握手をオナシャス!!」と丁重にお願いすると、

「うぃす。」

 

と野太い低音の返事を発したのをよく覚えている。

漫画に例えると、クローズの龍信の吹き出しのセリフのような書体だっただろう。

アベさんの手はデカくてあったかかった。

この手からミッシェルサウンドが生まれてんだって思うと全ての歯が抜けそうだった感覚を覚えている。
今もご存命であれば平成ロックはどんなカタチに波打っていただろう。

 

どの時代にも偉人の死は突然であり、その輝いた爪痕は誰の心にも残ったまま消えないものだ。

平成のバンド

平成が終わろうとしている今、共に青春を駆け抜けたバンドを、熟成し始めている今の自分で聞き直して、何を感じるか聞きさらってみよう。
多分何も変わってはいないだろう。

多分。

 

そして、無性にヒトカラに行きたくなるだけ。

 

その時は思いっきりキッズに戻ろう!!

 

 

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