ウチのカブトムシ2世、まだ生きてる!

昨年の9月の産卵から生き残った2匹のカブトムシの幼虫。
2世が元気に丸々と太って育っている。

カブトムシの累代飼育とは

このように、昆虫などを何世代にもわたって繁殖させ飼育することを累代飼育という。
この同血統の2代目(うちの飼育では2代目)の個体のことを累代飼育ではF2(エフツー)といい、F1(エフワン)が血統の第一世代のことをいう。
Fは「Filial generation」(子世代)の略。

知ってるとそれっぽい、カブトムシ累代表記

この用語を知っているとカブトムシの相関図が書ける!?
特にカブトムシのブリーダーになる気はないけど、自分の飼育している個体がどの位置にいるかを知るのも面白い。

基本的には、

WD(ワイルド)

野外採集の天然個体のことで、飼育上の繁殖とは差別化される。

WF1(ワイルドエフワン)

野外採集された個体同士から生まれた個体のこと。
なので、
WD×WD=WF1
ということに。

F2(エフツー)

先程もあったウチのパターンで、同系統の2代目のこと。代を重ねるごとにF3、F4と数字が増えていく。
世代の違う個体同士をかけ合わせた場合は…世代が先輩の方を優先とする。
WF1×WF1=F2、F2×F2=F3、F3×F3=F4、F3×F5=F6
というように。

CBF1(シービーエフワン)

なんかバイクの名前のようだけど、これが同じ産地・同血統の交配個体の表記。
○血統AのF3×血統BのF2=CBF1(Cの血統という新たな血統の初代)
○血統CのCBF1×血統CのCBF1=F2(Cの血統の2代目)
○血統CのCBF1×血統DのCBF1=CBF1(Eの血統という新たな血統の初代)

ウチのカブトムシはこのへん!?

ん〜〜〜。
ウチのカブトムシはどの辺からスタートすればいいのか。
そもそも子供が幼稚園でもらってきた幼虫がスタートだし。
原産もわからない…。
ひとまず、飼育し始めたタイミングからすると

F2なのか…。

難しいけど、実際にいろんな血統や世代を管理することになると、こんな面白いルールがあるんだなと。
そして、ブリーダーさんや、お店の人はこの辺の管理で、目の肥えたお客さんとやり取りしているのだなと。

 

これからが勝負!

とにかく平成を超え、令和に生きるこの2匹でスタート!
おそらくオスとメスのペア。(しるしがちゃんと見れてないので、おそらく…。)

5月なにの気温の上昇が半端なくマットの乾きが早い。
このタイミングでマットを変えて蛹への準備をしてもらおう。

確か、去年は6月に入って蛹室を確認。
同月の中旬頃には蛹になっていた。

そろそろだ。

このペースで行くと7月上旬には雄姿が見れるはず!
楽しみだw

この生命3世(F3)までしっかり繋ぎたいっす!!

カテゴリー: スタッフブログ

0件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です